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2週間ほど10G回線を利用しましたが、10G回線だと不都合が出たので1G回線に戻しました。
費用はどうなるんでしょうね。霜村ぺぺです。

10G回線をやめた理由としては2つ「セッションが1つしか用意できない」ことと
「MAP-E方式でIPv6接続しちゃうから特定ポート以外受け入れできない」ということです。
この掃溜の壺Webサイトでは自宅にHyper-Vホストを立てて、仮想環境のサーバ上に
公開しているWebサーバです。これをインターリンクさんのプロバイダサービス
「ZOOT NATIVE」を契約して固定IPを割り当てています。プロバイダサービスを複数
契約することなんてできないのではと思うかもしれないですがデータ通信のみの
BIGLOBE光だと1セッションしか使わないので、通常2つのセッションが利用できる
フレッツ光においてもう一つプロバイダを契約できたわけです。ところが
フレッツ光クロス(10G回線)だとセッションが1つしか提供されないので
インターリンクさんのプロバイダサービスを追加で契約するということが
できなくなりました。これが「セッションが1つしか用意できない」ことで
これは私が調べずに回線切り替えを行ったので私が悪いです。

もう一つ「MAP-E形式でIPv6接続しちゃうから特定ポート以外受け入れできない」というのは
BIGLOBE光の10G回線の場合はMAP-E方式を利用してIPv6接続を行う環境ですが、MAP-Eだと
IPアドレスを複数のユーザで共有するということですので、HTTP(S)やFTP(S)が
制限されている状態です。HTTP(S)で通信しようとしてもどこに接続しに行けばよいか
わからないわけですから。もちろんそんな状態では公開できるわけないですよね。
だからVPNとか色々と試してみたものの、繋がらない状態が続いたわけですね。
これもよくよく調べればわかることですが、調べなかった私が悪いです。

結局現時点で10G回線を使うメリットというのがあまり感じられず、デメリットが
遥かに上回ってしまったので1G回線に戻すという結論となりました。もちろんBIGLOBEを
解約して別のプロバイダを契約するという選択肢がありますが、フレッツ光クロスって
結構いい値段するわけです。コラボ光というものはプロバイダと光回線がセットでお得という
謳い文句が多いのですが、コラボ光から個別契約にすると割引がなくなってそのまま光回線代金が
乗っかってきますから、10G回線で別のプロバイダに切り替えるという作戦も微妙な感じがしてしまいました。
長々と書きましたけども、そのため私は10G回線を辞めるという判断に至りました。

この記事をご覧の皆様の中には「AWSやAzure、GCPとか検討しないのか」と思われる方もいらっしゃるかも
しれませんが、以前はAWSを使って公開していました。為替によって幾らになるかわからないサービスを
使い続けるのは精神的に厳しいのでやめました。7,000円近辺から12,000円くらいまで跳ね上がるときついよ。
あと、共用レンタルサーバという手段もありますが、今更自由にサーバを操作できないサービスを
契約する気にもなれず・・・。なぜなら自分でWebサーバを構築、公開することができてしまうので。
VPSサービスとかありますが、CPUメモリからストレージサイズやネットワーク構成まで自由に作れちゃうと
もう戻れないわけです。

ということでまた1G回線に戻りましたけど、結局以前の配信と何ら変わらない環境ですので
サーバレスポンスや配信の質とかも変わりません。PCも変わっていないのでね。
そろそろ飯食べて風呂入って配信しようと思いますので今日はこのへんで。

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